ムシャクシャすることがあった時に甘えたい 世界に誇れるグレートにぃに5選
前置きはナシじゃ(CV:段野秀典 a.k.a. 二階堂高嗣)
▼岩本照
いきなりド本命。皆さんご存知、カラシマの愛のゆりかご・ひーくん。
落ち込むでもイライラでもなく、ムシャクシャしている私に向き合い、徹底的に事情聴取。冷静に過失の割合を分析し、
「でもそれはお前にも原因があんじゃん?」
「悔しくて泣いてんの?自分が可哀想で泣いてんの?」
容赦なく正論を叩きつけてくるお兄ちゃん。わかってる、甘やかすことが愛じゃないって…
お兄ちゃんなりに力になりたいと思ってくれているのだろうけれど、方向は“問題解決”。
「次からはどんなことに気を付ける?」
再発防止策まで導き出せたら、やっと甘やかしてくれる。
その夜のうちにお父さんのクラウンアスリート(白)を借りてドライブ。BGMにはお兄ちゃんセレクトの思いっきり泣けて前向きになれる曲たち。海岸線に入る頃にケツメイシが流れるよう計算されている。
お兄ちゃんが甘やかしてくれているのを自覚している私は「お腹すいた」しか言わなくなる。普段は絶対に許してくれないけれど、真夜中のコンビニに寄ってレジ横の焼き鳥(しかもタレ)を2本も買ってくれる。え?お兄ちゃんも食べたいの?
カタブツめんどくさお兄ちゃん。LOVE。
▼内博貴
も~~絶対やさしい。ソファに突っ伏して唸る私に対し、初動はまず沈黙。
喋れる状態になったら必ず私から泣きついてくるのを知っている(知らねーよ)。
隣に腰かけて
「えぇ?そんなことがあったん。それはキツかったなぁ」
「なんやそれ、腹立つなぁ」
絶対に否定せず、根気よく愚痴に付き合って、感情に寄り添ってくれる。ただ、同情はしない。私の性格も傾向も熟知しているので、内心ドライに(しゃーない奴)と思っている。ひとしきり喋り終わったら
「そいつ見返したれ、な?」
と提案してくる。こういう時のおとめ座は怖い。
頼りになるぅ、お兄ちゃんが居ってくれてよかった、元気出てきた♪などとはやしたてればイキイキしてくる。
「も~ほんましゃーない子ォやな~w」
それに乗じて「スッキリしたらピザ食べたくなってきた」と甘えたい。アイスも、アップルパイも食べたいな!お兄ちゃんはビール飲むやろ?私はねー酎ハイね!巨峰のね!お兄ちゃん大好き!唐揚げも追加!
やさしくてチョロイお兄ちゃん。大好き。
▼室龍太
オシャレでカッコいいるーたくんは何でも完璧にこなしてしまうグレートにぃに。にぃにって言うかお兄。
心の機微に敏感で、言葉を交わす前に相手の感情を読み取るのが上手い。
“ムシャクシャしてますオーラ”を察してくれる。
心を見透かす瞳で真っすぐに私の目を捕らえ、正直に話せと無言で促す。
「お前がそれでええねやったら何も言わんけど。わかってんねやろ?」
やや突き放し気味に、けれど信じてくれてる。多くは語らない。
でも、楽しいことは大好き。気持ちを切り替える天才。
すぐにカラオケに連れ出し、私の好きな曲縛りに付き合ってくれる。ほどなくしてストックが尽きて、各々楽しく歌うことに徹する。特別に隠れ家的ゴハン屋さんにも連れて行ってくれる。は~?なんでお兄こんな良いお店知っとん?誰と来たん?ねぇねぇ誰と来たん?と茶化したい。
「うっさいわw ほらチーズたれてんで、キレーに食べや」
ってこぼれそうなトロトロチーズを掬ってくれる。
茶化されるのも分かってるし、隠れ家はあまり人には教えたくないけど、るーたくんなりの甘やかし方。
非常にスマートなお兄。だいすき。
▼松崎祐介
ゆうしゅけお兄ちゃんの顔を見るなり泣きつく。
「なに、どした、なに、えっ おーいカラちゃ~ん」←ちゃん呼びがポイント
テンパるお兄ちゃんに何を言っても伝わらないのは分かっているし、この時点で正確に伝えようとも思っていない。ただひたすら「ムカつく~…!」「お兄ちゃん髪型へん!!」「ヒゲ!!じょりじょり!!ムカつく!!」と当たり散らす。
でもお兄ちゃんは優しいので
「おう…ごめんな」
「ジョリジョリでごめんな、髪そんな変かな…?」
不当な暴言を真摯に受け止めてくれる。
私が静かになってうつ伏せのまま動かなくなったら、控えめな声で
「カラちゃんこっち見て…」
顔を上げるとそこには、視界いっぱいに広がる渾身の変顔。思いっきり噴き出し笑いだす私を見て、ほっとするお兄ちゃん。やっと経緯を説明する気になって口を開くと、
「それはカラちゃん悪くない。ゼ~ッタイ悪くない。なんにも悪くない。」
とにかくお前は悪くないの一点張り。そこまで言われると、逆に(いや、私も悪いとこあったわ…)ってなる。お兄ちゃんは甘やかしてるようで、これを狙っている。そしてだんだん私の顔に反省の色が出てくるのを見逃さない。追い打ちをかけるように
「な?カラちゃんは悪くないよな?」
最後のひと押し。ウギィイイゆうしゅけお兄ちゃんすきすきすきぃ…
でも落ち込んだ点もちゃんと考慮して、私の気が済むまでマッサージしてくれる。
正直ザキさんのことはあまりよく知らないが、絶対にホワホワ不思議ちゃんで済ませられる人ではないと思っている。
▼宮舘涼太
カラシマを知る誰もが想像していたことだろう。真打登場である。
もうこれ…解説いる?いらんよね?わかるよね?
書かせてェ~~~!!お願いお姉サマーー!!渚のお姉サマーー!!!
キッチンに立ってフライパンを振りながら、淡々と話を聞いてくれるにぃに。
「ほぉ~ん…?」(肉ジュワァー)
「それで?カラシマはどう思ったの?」(野菜投入ザッザッザッ)
「なんでそう思ったの?」(塩コショウサカサカサカ)
同意も同調もしなければ、肯定も否定もせず、順序立てて考えるための訊き方をしてくれる。
結論が出たところで、出来上がったお料理がテーブルに運ばれてくる。もちろん私の大好物・焼きそば大盛り、からしマヨネーズ付きである(知らんがな)。ちなみに話が長引けば長引くほど品数が増える。焼きおにぎりと唐揚げがいいなぁ。
お腹いっぱいになってご機嫌のままお風呂に入って、上がると洗い物を終えたにぃにがテレビを見てくつろいでいる。ここで伝家の宝刀「髪かわかして~」。
にぃには小さく笑って髪をとかしながら、
「ま、腹立つ気持ちもわかるよ。」
「よくがんばったな。おつかれさん」
なんて優しい言葉をかけてくれるもんだから、一気に涙腺崩壊。嗚咽をかき消すようにドライヤーが唸る。私が泣き止むまで温風と冷風を切り替えたり、ドライヤーを遠ざけたりしながら適温を保ってくれる。
「はい、おわり」(頭ポンポン)
マッサージもして~~~!!!
最強で最高なにぃに・宮舘涼太。愛してる。
■総括
今回の5人は去年のWiNK UP をめくりながら選出した。
判定基準は一目見て「ギュッとしたい」と思ったかどうか。
元々大好きなSnow Man 二人に、舞台で観てから好きになった関西弁二人。そして大穴ザキさん。ふぉ~ゆ~は難しかった。4人ともあまり詳しくないけれど、でも必ず誰かは入れたかった。激しい戦いだった。
彼氏じゃなくて、お兄ちゃん。結婚相手じゃなくて、お兄ちゃん。
私自身がリアルに末っ子なので筋金入りの妹気質(なんだそれは)だが、姉しかいないためこの“お兄ちゃん”というものがよくわからない。しかし、だからこそ憧れがある。
室くんは同い年だし、宮ちゃんとひかるに至っては年下だし、書き出す前はちょっと難しいかも?と懸念していたが、全然そんなことなかった。サックサク進んでめっちゃ楽しかった。
すぐ食に走ってしまう点は許してほしい。お察しのとおりデブです。
素敵なお題をくれたみみたんに感謝すると共に、関係者各位の選抜に期待したい。
ネタは温かいうちにどうぞ。