2015年12月 ジャニーズワールド 帝国劇場

1月に3回だけ入ろうと思っていた。
少ししてから、Snow Manの出演が明らかになった。
12月にも入ることにした。

ジャニーズワールドに関しては、13月を探す、マンションがある、ショーマストゴーオン(意味は知らない)程度の知識しか無かった。

初めての帝国劇場、初めてのジャニーズワールド。
冒頭より我が麗しの岩本照が布を纏って登場。9月の少年たち以来、ちょうど3ヶ月ぶりのSnow Man。服を……着ている…!

フライングから帰ってくる中島健人を力強く受け止める岩本照。その涼やかな眼差しで、鍛え上げた軍鶏のような肉体で、顔色ひとつ変えずに。愛してる!ひかる!!素敵すぎるじゃないか!!

愛しの岩本照は、劇中で結婚式を挙げた。初日のレポを読んで動揺したし、いざ目の当たりにしても半泣きになった。グレーのタキシードは非常によく似合っていたし、タキシードも岩本照に着られて喜んでいた(と思う)。
結婚式と言っても登場してアクロバットではけて行くだけなのだが、あのように神妙な面持ちで階段を降りて来られては参ってしまう。
これだけならまだ良かったのだが、この場面で深澤だけ“初めての共同作業”よろしく新婦の補助をしてから自身のアクロバットに移る。感情が昂ぶりながら落ち込む、などという心の挙動を経験したのは初めてだった。

滝沢歌舞伎のDVDばかり再生しているので和装には見慣れていたが、洋装のSnow Manも素晴らしくかっこいい。


トンチキ、THE ヒロムワールド、理解しようとする方がどだい無理な話とよく耳にするジャニーズワールドだが、個人的には観たまんまを楽しめた。
プロデューサーの狂気は少年たちの看守長を彷彿させた。いつの時代もどの世界でも、TOPに立つのは一握りの選ばれし人間のみである。他の人間とは違うからその立場にあるわけで、その心の内に我々の理解が及ぶはずがない。
ただひとつ言えることは、内Pがかっこいい。ショーマストゴーオン。


2015年の締めくくりに相応しい現場だった。
その夜行われた仲良し組合の忘年会ではえび座ごっこで大いに盛り上がった。